【癌(がん)の種類】卵巣がん | 医療事故 医療過誤 / 弁護士法人ALG&Associates

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卵巣がん

がんの治療 卵巣がん

病理組織学的分類

良性・悪性以外に境界悪性がある。

悪性 境界悪性
表層上皮性・間質性腫瘍 漿液性腺がん 漿液性腫瘍
粘液性腺がん 粘液性腫瘍
類内膜腺がん 類内膜腫瘍
明細胞腺がん 明細胞腫瘍
悪性ブレンナ- ブレンナー腫瘍
性索間質性腫瘍 セルトリ・間質 顆粒膜細胞腫瘍
細胞腫瘍(低分化) セルトリ・間質
細胞腫瘍(中分化)
胚細胞腫瘍 未分化胚細胞腫 未熟奇形腫
卵黄囊腫瘍 カルチノイド
胎児性腫瘍
絨毛がん
成熟囊胞性奇形腫
未熟奇形腫

■1 表層上皮性・間質性腫瘍

  • 腹膜病変が主であれば原発性腹膜漿液性腺がん
  • 卵巣病変が主であれば卵巣微小乳頭状漿液性腺がん
  • 卵巣の漿液性腺がんは、腫瘍が小さいうちから播種しやすい

■2 性索間質性腫瘍

  • エストロゲン産生性で閉経前後再女性化を来したり、アンドロゲン産生性で若年女性が男性化症状を来すことがある
  • エストロゲン産生腫瘍では、子宮筋腫・子宮内膜増殖症・子宮体がんの合併に注意

■3 胚細胞腫瘍

  1. 成熟囊胞性奇形腫
  2. 未分化胚細胞腫
  3. 卵黄囊腫瘍
  4. 絨毛がん

危険因子

  • 高脂肪摂取関連しているとの指摘あり。
  • 肥満、糖尿病、高血圧など。
  • 未産婦
  • 家族性卵巣がんでは、BRCA1などの遺伝子異常が高率。

病期分類

Ⅰ期

卵巣限局

Ⅱ期

骨盤内限局

Ⅲ期

骨盤を越える腹腔内進展または後腹膜・鼠径リンパ節転移

Ⅳ期

遠隔転移

腫瘍マーカー

汎用

CEA、TPA、IAP、BFPなど

表層上皮性・間質性腫瘍

CA125、CA546、CA-19-9、CEA

性索間質性腫瘍

エストロゲン、アンドロゲン

胚細胞腫瘍

CA19-9、サイロキシン、セロトニン、LDPなど

転移性腫瘍

CEA

治療

1 外科切除

単純子宮全摘出術、両側付属器切除、大網切除、虫垂切除、骨盤リンパ節及び傍大動脈リンパ節郭清

2 術後補助療法

抗がん剤による全身化学療法。

上皮性腫瘍にはタキサン製剤とプラチナ製剤の併用投与。

胚細胞腫瘍にはBEF療法。

生存率

Ⅰa期の5年生存率は90%以上であるが、Ⅲc期以上の予後は極めて悪い。

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