【必読】協力医とは? | 医療事故 医療過誤 / 弁護士法人ALG&Associates

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協力医とは?
(必ずお読みください)

協力医とは?(必ずお読みください)

協力医とは、患者側弁護士に対して、医療事故・医療ミスの問題に関して、助言などのアドバイスをしてくれる医師たちです。

しかし、その協力や関与の程度については、協力医によってかなりの温度差があります。協力医の関与の仕方を以下のように整理してみました。

  1. 患者側の弁護士に対する助言のみにとどまる協力医
  2. 患者側の弁護士に対する助言に加えて、希望があれば裁判所に提出することを前提とした意見書も作成できる協力医
    但し、顕名ありの意見書を作成できる協力医と顕名なしの意見書しか作成できない協力医があり、協力できる限度に大きな違いがある。
  3. 患者側の弁護士に対する助言、意見書の作成に加えて、証人として裁判所に出廷し、証言することもできる協力医

このように、協力医の協力度合いには様々なレベルがあります。

どうしてこのような違いがあるのかというと、協力医も医師なので、医療界のしがらみ等で表に出れないケースも多々あるわけです。

表に顔を出すと、医療界から"裏切り者"のように扱われ、その後の業務に大きな支障が生じてしまうのです。

意見書を作成する場合にも、このような事情が影響します。顕名とは、意見書に作成者として医師の名前を記載することを意味しますが、名前を医療機関側に知られたくない協力医は、意見書に氏名の記載ができないのです。

このような意見書(顕名なしの意見書)は、証拠として提出することはできるのですが、その証明力が低いため、お薦めできません。

最後に、意見書を作成できるだけではなく、裁判所に出廷して証言できるという協力医もおりますが、残念ながら現状では、このような協力医は限られます。

意見書に作成者である医師の氏名を書けない場合は当然ですが、意見書に氏名を書いてもらえる協力医でさえ、法廷への出頭に関しては消極的な医師が少なくありません。

顕名の意見書を作成できるくらいなのですから、表に名前を出せないという事情はないはずなのに、どうして裁判所に出廷して証言することに消極的なのかというと、法廷で医療機関側の代理人弁護士から反対尋問で厳しく質問され、著しく不快な思いをするからなのです。

したがいまして、裁判で証言することもできる協力医は、表に名前が出てしまうことも辞さないばかりか、医療機関側の弁護士からの反対尋問を覚悟しているという点で、非常に頼もしい協力医なのですが、ここまで協力できる医師は、現状では極めて限られているということをご理解ください。

また、顕名の意見書を作成できる協力医、裁判所に出廷できる協力医といえども、助言の時点では、依頼者に協力医の氏名をお伝えすることはできないので、この点は特に注意してください。

なぜかというと、助言の時点では、相談されている事案が医療過誤となるものであるのか、それとも医師・医療機関に法的責任が生じない医療事故にすぎないものであるのか分かりません。

協力医が、もしその事案を医療過誤ではないと判断し、特にそのような意見を述べるときに氏名を明かしてしまうと、それを不服とした依頼者との間でトラブルが発生してしまう場合があるからなのです。

協力医も無用なトラブルには巻き込まれたくないと考えております。

患者側及びその代理人となる弁護士にとって、協力医の存在は大変貴重であり、できるだけ協力医には迷惑をかけたくないと考えておりますので、この点だけはご理解いただけるようにお願いします。

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